首輪のはなし

犬を散歩させる時には必ずつける首輪。
(猫ちゃんだって迷子札を付けるために首輪をすることもあるでしょう)

ペットと首輪は密接なものですよね。
でも、首輪の使い方によっては怪我や事故につながる事があるのです。

まずは首輪のサイズに関連するケースです。
お散歩するときグイグイとまるで飼い主さんを先導するかのように張り切って歩くワンちゃんは
仮に首輪のサイズがあってなくてブカブカでも(古くなってちぎれないかは心配ですが)
首輪が外れることはないと思います。
ところが、飼い主さんが、嫌がるワンちゃんを無理に引っ張って歩こうとすると
(よく病院の入り口で見かける光景です^-^;)サイズの合っていない首輪は
イヤイヤするワンちゃんが後ずさりするとすっぽ抜けてしまいます。
このままワンちゃんが逃走でもして交通事故にでもあったら・・・。
他にも物音や花火などに驚いて先に進むのをいやがり暴れた結果
首輪抜けしてしまって逃走してしまうケースはよく聞きます。

首輪は指が2~3本はいるくらいの隙間ではめるのがいいと思います。
特に私どもの病院は交通量が結構ある道路に面しているので、
来院時には首輪がゆる過ぎないか確認してみて下さいね。

次は首輪の形状に関連するケースです。
一般的な革の首輪はちゃんと金具を穴に差し込む形なので、
つけてる間に絞まり過ぎることはないのですが、
ハーフチョークやチョークチェーンは首が絞まる構造になっています。
これらの首輪を普段から(訓練時以外)使っている場合は、
チェーンをどこかに引っ掛けて首を絞める事があります。
これは昔、私の飼っていた犬に実際におきた事なのですが、
ハーフチョークの先に迷子札をつけてケージにいれていたところ、
床にしいていたすのこの隙間に迷子札がひっかかり、
ケージの中で犬はこまってぐるぐると首を軸に回り続け、
自分の首を絞めていたところを発見した、という出来事がありました。
幸いにもそのときは少し大きめのハーフチョークだったので
窒息する程には首は絞まらなかったようで事無きを得たのですが
その経験から、ワンちゃんを病院でお預かりする時は
ハーフチョークやチョークチェーンの首輪は外してから犬舎にいれるようにしています。
これらのタイプの首輪をしたまま目を離すのはコワイですね。

首輪は必ず必要ですが、飼い主さんがあと一歩踏み込んで危険がないかどうか
おうちのわんちゃんネコちゃんの首輪を今一度確認してみて下さいね。

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事例をあげる事で、ワンちゃんネコちゃんの家庭での危機管理の役に立てる事を願って、
すこしずつ色んなお話をアップしていきたいと思います。